制服座談会

色気は大事。

色気……女性ばかりの事務所のワードとしてはちょっと艶かしいテーマですね。

「いえいえ、そういう話じゃなく、制服ってじつはフォルムと同じくらい色の選択が大事なんです。全員同じ色の服を着ますので、色が持つメッセージで会社の印象さえ変わってしまうのです。」

ケイズネットワーク座談会
あ、そっちの話でしたか。暖かい色は優しそうに、寒い色は冷たそうに、くらいの印象はありますが。

「色には重量感とメッセージ性があり、ほとんどの方が同様な印象を持つのです。担当の方が希望されてもプロの視点でしっかりと提案させていただいてます。店舗の場合は商品やブランドにも影響しますし、広いオフィスであればそのカラーがオフィスの住環境にも大きく影響するので、ここはしっかりと裏付けがないと話を進められません。」

なるほど……形だけでなく色も制服を選ぶことには重要なファクターですよね。色についてのアドバイスについてはどういった知見に基づいているのでしょうか。

「まず色については、強制ではありませんが色彩検定を受けることを推奨しています。受験して合格証が届けば、受験料は会社持ちです。色の知識は本人のオシャレ度も上がりますので仕事以外のメリットも大きいのです。」

ケイズネットワーク座談会
なんと優秀な!ほんと皆さんお仕事大好きなんですね。ちなみに落ちたら受験料は自分もちですか?

「落ちた子がいないのでわかりません〜〜〜笑」

「ジョークはさておき、やはり視覚からの情報というのはとても大切で、色彩検定の勉強でファッションもさることながらオフィスのカラーやパッケージに至るまで、深く人の心理に影響するということを知りました。商品以外にもお客様への提案書のカラーリングに至るまで、あらゆるところで色はわたしたちの気持ちを動かしているのです」

ふむふむ、好みだけでなく、学問としても色というのは読み解かれているのですね。でもほんとケイズネットワークの女性陣はみなほどよい色気の素敵な女性たちばかりでした。

制服のプロとして

アダムとイブが素っ裸でいたところに何かを纏うようになったのは「恥ずかしかったから」という説が昨今は強まっているようですが、洋服というのはある種の感情表現とも言えるのかもしれません。必ず何らかの洋服をまとっている私たちにとってはプライオリティは様々であっても、どうせなら素敵なものを着たいし、まして仕事中に着用するとなると仕事そのものへのモチベーションにも影響するとも言えるかもしれません。この仕事についてなにか洋服に対する意識って変わりましたか?

「なにを見ても服が気になります笑 映画を見てもドラマを見ても、着こなしが気になりますし、衣装協力のクレジットなどは欠かさずチェックするようになりました。制服やコスチュームは通常のファッションとはアプローチはもちろん違うのですが、違うからこそオフィス空間や、個人ワークに影響大と考え、これまでより一層「制服」への訴求は高まると感じています。かつては単なる店員さん、と言われていた職業がたとえばスターバックスの登場であの店のあの制服が着たい!とスタッフに人気が集まったというのも記憶に新しいところです」

ケイズネットワーク座談会
たしかに制服って仕事のモチベーションそのものと直結する部分がありますよね。ケイズネットワークさんは全員女性スタッフなのでつい女性向けのオシャレ服ばかりイメージしてしまいますが、カタログをみたら現場作業服みたいなものも扱っているのですね。

「もちろん、建設現場や農作業などの現場服も扱ってます。かつてはこういった実用性重視の作業服はカタログで見てサイズと費用対効果で決める傾向が強かったのですが、作業服も立派な制服ですから、やはりきちんと現場のヒアリングをして、耐久性、扱いやすさ、デザイン、色味、あらゆる角度からご提案させていただいてます。それまではそんなきめ細かな提案を受けた経験がない、と驚かれたこともありました。制服にまつわることなら、どこよりも良い提案ができる自信があります!」

女性ばかりの会社だから、という思い込み、大変失礼いたしました! そういう作業服のメーカーもやはり時代によってデザインが進化しているものなのですね。

「業界的に若い人材が集まりにくい分野などでは制服でその職業のイメージ向上を図っているところもあります。たとえば伸縮性のあるスーツのようなデザインの作業服もあるんです!これはいまじわじわと人気が出て、自転車通勤のおしゃれサラリーマンのニーズをキャッチしてファッションブランドから販売されたりもしているんです」

ケイズネットワーク座談会
作業服のスーツ!スーツの作業服!?いずれにせよその視点はなかった!制服なんて自分とは無縁と思っていましたが制服の利点と日常のオシャレのボーダーラインが融合し始めているとは制服・新時代の到来を感じます。

「かつては制服メーカーと、お洋服のメーカーさんが別だった時代もありましたが、いまやアパレルはその垣根がなくなりつつあります。名だたるブランドがコスチュームだけでなく医療分野まで勢力を伸ばしていることもあるんですよ」

というと……ひらひらのローラ・アシュレイがドクターの制服とか作ったり?

「あ、本当にあります。先日も獣医さんの制服を納品しました」

えー!これは驚きです。ブルックスブラザーズやマリークワントなどもあるんですね。

「映画で使われました、というセールストークはもちろんありなのですが、納品した制服がそのあとドラマで使われて、着用されている企業さんがとても喜んだという逆パターンもありましたよ。」

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それは先見の明というやつでしょうか。いやケイズネットワークさんの確かな目利きの力を感じる出来事ですね。

「実績と信頼を積み上げても、やはり決定権のあるご担当者の方の意見を変えられないケースもあります。日本の企業はまだ決定権は男性があり着用するのは女性というケースも多いのですが、わたしたちは女性の気持ちをヒアリングしながら、企業としてのスタンスも理解し、よりよい制服の提案をすることが、結果、その企業の業績にもプラスになると信じて日々スタッフとともに、よりよい制服の未来に向かって邁進しています!」

取材を終えて──
日本の女性の制服についてはやはり男性のスーツが元となっているベスト・スカートが基準となりまだ道半ば、というのが皆さんの共通見解としていくつか意見としてありました。制服のスタイリストとして、費用対効果からオフィス環境、そして着用する人の仕事へのモチベーションまで様々に影響するその仕事に喜びと責任を感じて日々精進するケイズネットワークの皆さんの強い想いと、まだこれから企業のみにとどまらず市場を広げていく可能性を強く感じた取材でした。

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